先月、ある会社で実際に起きた話です。
創業30年、従業員25名の製造業。
58歳の社長が脳梗塞で倒れました。
銀行口座は凍結。
取引先への支払いが止まり、 重要な契約更新の決裁ができず、 会社は一瞬で機能停止しました。
「まさか、うちの社長が...」
社員も家族も、誰も準備していませんでした。
結果:
- 3ヶ月で取引先を2社失った
- 銀行からの信用が低下
- 優秀な社員が2名退職
- 推定損失: 約2,800万円
一方、同じ月に別の会社でも社長が入院。 でも、この会社は違いました。
なぜなら、たった10のポイントを事前にチェックしていたからです。
あなたの会社は大丈夫ですか?
「もしも」に備える10のチェックポイント
【会社を守るチェックポイント】
□ 1. 社長不在時の意思決定ルールが明文化されている
→ 誰が、どこまで決裁できるか、書面で決まっていますか?
□ 2. 銀行印・実印の管理者が複数いる
→ 社長が倒れた瞬間、誰が会社の印鑑を使えますか?
□ 3. 重要取引先との関係が「社長個人」に依存していない
→ 社長抜きで、取引先と話ができる体制がありますか?
□ 4. 「もしも」の時の資金繰り対策がある
→ 社長の口座が凍結しても、会社は3ヶ月動けますか?
□ 5. 株式の承継計画が具体的に決まっている
→ 誰に、いつ、どう渡すか、明確ですか?
【家族を守るチェックポイント】
□ 6. 認知症になった場合の資産管理の仕組みがある
→ 認知症と診断された瞬間、全ての口座が凍結します
□ 7. 家族が納得する相続・承継の方針が決まっている
→ 「まだ早い」と先送りしていませんか?
□ 8. 個人資産と会社資産の区別が明確になっている
→ 社長個人の保証が会社を止めることもあります
□ 9. 介護が必要になった場合の方針が決まっている
→ 月50万円の介護費用、どこから出しますか?
□ 10. 上記の内容について、家族で話し合いの場を持った
→ これが最も大切です。話さないことが、最大のリスクです
【実例比較】準備した会社 vs 準備しなかった会社
❌ A社(準備なし)
- 社長入院 → 即座に資金繰り悪化
- 取引先の信用失墜
- 3ヶ月で2,800万円の損失
- 社員の士気低下、離職
✅ B社(準備あり)
- 社長入院 → 副社長が即座に対応
- 取引先への説明もスムーズ
- 売上への影響ゼロ
- 社員も安心して業務継続
違いは何か?
B社はこのチェックリストの8項目をクリアしていました。
対策にかかった費用: 約80万円
守った会社の価値: 測り知れない
あなたの会社は何個チェックできましたか?
ある機械メーカーの社長(62歳)は、こう言いました。
「10個中、3つしかチェックできなかった...
正直、ショックでした。
でも、気づけて良かった。
今日から、1つずつ始めます」
この社長は、まず印鑑管理から始めました。 今では10項目すべてクリアし、 「夜、ぐっすり眠れるようになった」と笑顔で話してくれます。
チェックが少なくても大丈夫です
大切なのは「今から始める」こと。
- 0個でも、問題ありません
- 1個でも、2個でも、構いません
- 今日、1つだけ対策を始めませんか?
10個のチェックポイント。
今年、何個クリアできるか、一緒に挑戦しませんか?
あなたの会社と家族を守るために、 まずは小さな一歩から。
どんな小さな疑問でも、お気軽にご相談ください。
認知症・相続みらい相談室
AI×保険営業パワーアップ・アカデミー
次回予告:
「新年から始める!経営者のための健康管理と資産管理」
→ 健康診断で見落とされがちな「認知症の初期サイン」とは?