2026年1月第2号【年始に確認】社長が倒れた瞬間、あなたの会社は動けますか?

先月、ある会社で実際に起きた話です。
創業30年、従業員25名の製造業。
58歳の社長が脳梗塞で倒れました。

銀行口座は凍結。
取引先への支払いが止まり、 重要な契約更新の決裁ができず、 会社は一瞬で機能停止しました。

「まさか、うちの社長が...」

社員も家族も、誰も準備していませんでした。

結果:

  • 3ヶ月で取引先を2社失った
  • 銀行からの信用が低下
  • 優秀な社員が2名退職
  • 推定損失: 約2,800万円

一方、同じ月に別の会社でも社長が入院。 でも、この会社は違いました。

なぜなら、たった10のポイントを事前にチェックしていたからです。


あなたの会社は大丈夫ですか?

「もしも」に備える10のチェックポイント

【会社を守るチェックポイント】

1. 社長不在時の意思決定ルールが明文化されている
→ 誰が、どこまで決裁できるか、書面で決まっていますか?

2. 銀行印・実印の管理者が複数いる
→ 社長が倒れた瞬間、誰が会社の印鑑を使えますか?

3. 重要取引先との関係が「社長個人」に依存していない
→ 社長抜きで、取引先と話ができる体制がありますか?

4. 「もしも」の時の資金繰り対策がある
→ 社長の口座が凍結しても、会社は3ヶ月動けますか?

5. 株式の承継計画が具体的に決まっている
→ 誰に、いつ、どう渡すか、明確ですか?

【家族を守るチェックポイント】

6. 認知症になった場合の資産管理の仕組みがある
→ 認知症と診断された瞬間、全ての口座が凍結します

7. 家族が納得する相続・承継の方針が決まっている
→ 「まだ早い」と先送りしていませんか?

8. 個人資産と会社資産の区別が明確になっている
→ 社長個人の保証が会社を止めることもあります

9. 介護が必要になった場合の方針が決まっている
→ 月50万円の介護費用、どこから出しますか?

10. 上記の内容について、家族で話し合いの場を持った
→ これが最も大切です。話さないことが、最大のリスクです


【実例比較】準備した会社 vs 準備しなかった会社

❌ A社(準備なし)

  • 社長入院 → 即座に資金繰り悪化
  • 取引先の信用失墜
  • 3ヶ月で2,800万円の損失
  • 社員の士気低下、離職

✅ B社(準備あり)

  • 社長入院 → 副社長が即座に対応
  • 取引先への説明もスムーズ
  • 売上への影響ゼロ
  • 社員も安心して業務継続

違いは何か?
B社はこのチェックリストの8項目をクリアしていました。

対策にかかった費用: 約80万円
守った会社の価値: 測り知れない


あなたの会社は何個チェックできましたか?

ある機械メーカーの社長(62歳)は、こう言いました。

「10個中、3つしかチェックできなかった...
正直、ショックでした。
でも、気づけて良かった。
今日から、1つずつ始めます」

この社長は、まず印鑑管理から始めました。 今では10項目すべてクリアし、 「夜、ぐっすり眠れるようになった」と笑顔で話してくれます。


チェックが少なくても大丈夫です

大切なのは「今から始める」こと。

  • 0個でも、問題ありません
  • 1個でも、2個でも、構いません
  • 今日、1つだけ対策を始めませんか?

10個のチェックポイント。
今年、何個クリアできるか、一緒に挑戦しませんか?

あなたの会社と家族を守るために、 まずは小さな一歩から。

どんな小さな疑問でも、お気軽にご相談ください。


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「新年から始める!経営者のための健康管理と資産管理」
→ 健康診断で見落とされがちな「認知症の初期サイン」とは?

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