【2026年2月第1号】認知症による資産凍結対策メルマガ

「実の娘でも下ろせない」1,200万円の壁─明日、あなたの家族にも起こる資産凍結の現実

「娘の私でもダメなんですか!?」その日、田中さんの人生が変わりました

こんにちは。
先週の金曜日、午後3時──
20年来のお付き合いがある田中さん(58歳・仮名)から、
声を震わせた電話がかかってきました。

「母が倒れて入院しました。
退院後すぐに施設に入る必要があるんです。
入所一時金が85万円。
でも、銀行で母の預金を下ろそうとしたら...
**『ご本人以外はお取り扱いできません』**って。
娘の私でも、母のためのお金が下ろせないんですか!?」

電話口から聞こえる、銀行の冷たい対応。泣き崩れる田中さんの声。
そして、動かせない1,200万円という現実──

この瞬間ほど、
「家族なのに」「母のためなのに」という絶望の声が
心に刺さることはありません。

■ なぜ、実の娘でも母の預金を下ろせないのか?

答えは明確です。
お母様が入院された際、
医師から「認知症」と診断されました。

その瞬間──たった一瞬で──

お母様名義の全ての金融資産が「凍結」されたのです。
銀行の言い分はこうです:

❌ 「本人確認ができません」
❌ 「本人の意思確認ができません」
❌ 「成年後見制度の利用をご検討ください」

実の娘であっても。
母の施設入所費用を払うためであっても。
委任状があっても。
認知症と診断された瞬間、
法律上、本人以外は一円たりとも動かせなくなるのです。

■ これは「田中さんだけの問題」ではありません

厚生労働省の最新データによれば:
📊 65歳以上の6人に1人が認知症
  (2025年には約700万人に到達)
📊 認知症による資産凍結の平均額:1,450万円
  (金融機関調べ)
📊 資産凍結後、成年後見制度で資金を動かせるまでの平均期間
  4〜6ヶ月

つまり──
今日この瞬間も、日本のどこかで
田中さんと同じ絶望を味わっている家族がいるのです。

しかも、その予備軍は、あなたの周りにもいます。

□ 親の通帳やキャッシュカードを預かっている
□ 親の年金を下ろして生活費を渡している
□ 親の医療費や施設費用を子どもが立て替えている
□ 親名義の不動産の管理を手伝っている

ひとつでも当てはまれば、明日がその日かもしれません。

■ 「そうなったら成年後見制度を使えば...」は危険な誤解

多くの方がこう考えます:
「困ったら成年後見制度があるから大丈夫でしょ」
でも、現実は違います。

成年後見制度の実態:
❌ 申立から資金が動かせるまで4〜6ヶ月
❌ 裁判所への申立費用:約30〜50万円
❌ 後見人への報酬:月2〜6万円(一生涯)
❌ 年間数十万〜百万円以上のコスト
❌ 家族が後見人になれる確率:約2割のみ
❌ 一度始めたら、原則として途中でやめられない

つまり、緊急時には間に合わず、長期的には家族の大きな負担になるのです。

田中さんのケースでは、
施設入所の一時金85万円を「待ってもらう」ことはできませんでした。

結局、田中さんは自身の退職金を取り崩し、
兄弟に頭を下げて借金をして、何とか費用を工面しました。

「母のお金が1,200万円もあるのに...」

その言葉の重さは、今も忘れられません。

■ でも、ご安心ください

事前に適切な準備をしておけば、この悲劇は100%防げます。

田中さんのケースでも、
緊急で家族信託の仕組みを活用し、
お母様の今後の生活費や施設費用については
スムーズに支払える体制を整えることができました。
(既に入所は済んでおり、一時金には間に合いませんでしたが)

でも、もし3ヶ月前に準備していたら?
もし1年前に対策を始めていたら?

後悔しても、時間は戻せません。

■ あなたは「まだ大丈夫」ですか?

この記事を読んでいるあなたに、質問があります。

Q. ご両親は、今、何歳ですか?
  もし70歳以上なら──
認知症のリスクは、すでに現実的です。

もし「うちの親はまだ元気だから」と思っているなら
認知症は、ある日突然やってきます。

脳梗塞、転倒、入院をきっかけに
一気に認知機能が低下するケースは珍しくありません。

「まさかうちの母が...」

田中さんも、3ヶ月前まではそう思っていました。

■ 今すぐできる3つのチェック

まず、以下をご確認ください:

【チェック1】親の資産状況を把握していますか?
 → 預金、不動産、株式など、全体像を知っていますか?

【チェック2】親が認知症になったら誰が財産管理するか、話し合っていますか?
 → 兄弟間で合意ができていますか?

【チェック3】家族信託や任意後見など、事前対策を知っていますか?
 → それぞれのメリット・デメリットを理解していますか?

ひとつでも「NO」があれば、今日が対策を始める日です。

■ 次号予告:「家族なのに使えない!? 預金凍結の真実と3つの対策」

次号では:
✓ なぜ銀行は家族でも預金を下ろさせないのか(法的根拠)
✓ 成年後見制度のメリット・デメリット完全解説
✓ 家族信託という選択肢
✓ 今すぐできる簡単チェックリスト(PDF無料配布)
を詳しくお伝えします。

■ 今すぐできるアクション

田中さんのような後悔をしないために、
今日から始められることがあります。

【今週の行動ステップ】
ステップ1:ご両親と「もしもの時」の話をしてみる
(「こんな記事を読んだんだけど...」という切り出しでOK)

ステップ2:ご両親の資産状況を確認する
(通帳がどこにあるか、不動産はどこか、など)

ステップ3:不安があれば、専門家に相談する
 → 認知症の資産凍結対策は、早めの相談が何より大切です

■ 最後に

「不安は、知ることで安心に変わる」
田中さんは今、こう言ってくれています:

「あの時は本当に絶望しました。
でも専門家のおかげで、母の将来の資金管理に
道筋が見えました。もっと早く相談すればよかった」

あなたのご家族が、
田中さんのような後悔をしないために。
まずは「知ること」から始めましょう。

次号も、あなたとご家族の安心のために
必要な情報をお届けします。
どうぞお楽しみに。

P.S.
このメルマガを読んで
「うちの親のことが心配になった」という方は、
今すぐご両親に電話してみてください。
「元気?」「困っていることない?」
その一言が、
将来の大きな安心につながります。
そして、もし不安があれば、
遠慮なく専門家にご相談ください。

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