2026年1月1号 相続・事業承継の「転換点」が来る

2026年、相続・事業承継の「転換点」が来る

新年あけましておめでとうございます。

「うちの会社、息子に継がせたいけど、株の評価が高くて…」

年末年始、こんな相談を立て続けにいただきました。

実は2026年、事業承継を取り巻く環境が大きく変わる可能性があります。
特例事業承継税制の適用期限が迫り、相続税制の見直し議論も本格化。
「まだ先の話」と思っていると、選択肢が狭まってしまうかもしれません。

先日お会いした社長(68歳)は、こうおっしゃいました。

「去年の今頃は『いつかやらなきゃ』と思っていただけでした。
自社株の計算してみたら、 評価額が2億円を超えていて、相続税だけで数千万円… 正直、血の気が引きました」

この社長は、すぐに対策を始められました。

【2026年に備えて、今やるべき3つのこと】

① 特例事業承継税制の活用検討

  • 贈与税・相続税が実質ゼロになる制度ですが、適用には「事前の計画策定」が必須
  • 認知症になってからでは手続きができません

② 自社株評価の「見える化」

  • 「なんとなく高そう」ではなく、具体的な数字を把握
  • 評価方法によって金額が大きく変わることも

③ 「認知症になったら」への備え

  • 家族信託で会社の意思決定をストップさせない仕組みづくり
  • 税金対策と認知症対策は「セット」で考える時代です

先ほどの社長は、特例事業承継税制で息子さんへの株式贈与を完了。
さらに家族信託も設定され、こうおっしゃいました。

「税金対策だけじゃなく、万が一自分が倒れても会社が止まらない。 家族も従業員も守れる。これが本当の安心ですね」

その笑顔が、私の仕事の原動力です。

2026年は始まったばかり。
今年こそ、会社と家族の未来を「見える形」にしてみませんか?

「うちの場合はどうなんだろう?」 そんな方は、まずは自社株の評価額を確認することから始めてみてください。

次回は「あなたの会社を守る10のチェックリスト」をお届けします。

関連記事